こんにちは。
今回ブログを担当させていただくことになりました会員のジェホです。
アズーリのEURO優勝から始まりアッレグリの復帰とロナウドの退団やディバラ、キエッロなど長年チームを支えた功労者との別れのシーズンとなりました。
21-22シーズンのJuventusはセリエA 4位、コッパ・イタリア準優勝、スーペル・コッパ準優勝、チャンピオンズリーグベスト16敗退と11年ぶりにタイトルを獲得できなかった1年でした。
21-22シーズンに点数を付けるなら60点だと思います。
開幕3試合未勝利から始まり個人的な今シーズンベストゲームのアリアンツ・スタジアムでチェルシーを1‐0で下し、敵地では大敗を喫するも最終節にチェルシーがゼニトに引き分け逆転でGSを首位で突破しました。
インテルとのスーペル・コッパでは延長終了間際の失点でインテルに1‐2で敗れ、今季初タイトルとはなりませんでした。
冬の移籍市場はベンタンクール、クルゼフスキ、ラムジーを放出し、ヴラホヴィッチ、ザカリアと例年のJuventusとは違う積極的な動きを見せました。
CLベスト16ではスペインのビジャレアルと対戦した。アリアンツ・スタジアムでの1stレグを1‐1で終え、ビジャレアルのホームに乗り込んだ2ndレグでは前半の決定機を決め切れないまま後半に立て続けに失点し、0‐3と完敗を喫し今季の欧州での戦いは幕を閉じました。
リーグ戦では無敗をキープし、一時はスクデット争いの水準まで調子を上げるもイタリアデルビーでの敗戦によってスクデットは厳しくなりました。CL権を争うライバルの取りこぼしもあり、Juventusは4試合残してCL権を確保し、アッレグリに求められた最低限のノルマを達成しました。
コッパ・イタリアではサンプドリア、サッスオーロ、フィオレンティーナを倒し、決勝はインテルとのリベンジマッチとなりましたが、0‐1で敗れタイトルを獲得できず無冠でシーズンを終了となりました。
良かった点はチームの最低限目標であるCL権を4試合残して獲得できた事とルガーニ、デシリオ、ベルナルデスキの復調やペッレグリーニ、ラビオの成長などが上げられます。
また、守備の面ではサッリ、ピルロに比べてシーズン総失点が減り、無失点が増えアッレグリに求められていた組織守備の再構築の成果が表れたと思います。
良くなかった点はCL権を獲得したミラン、インテル、ナポリ相手に0勝4分け2敗と上位3チーム相手に1勝もできなかったことが悔やまれます。
対照的に攻撃面ではサッリ、ピルロに比べて約10ゴール以上の差を付けられてしまいました。
ベストイレブン
自分が選ぶベストイレブンでは今シーズン一番採用された4‐4-2を中心に選出してみました。
GKはシーズン序盤のミスで叩かれることもありましたが復調した中盤、終盤には好セーブを連発して何度もチームを救ったシュチェスニーを選出しました。
DFラインは左からペッレグリーニ、キエッロ、デリフト、ダニーロの並びです。
ペッレグリーニは今シーズン最も成長した選手だと思います。闘争心溢れるプレーに心を掴まれたユヴェンティーノは少なくないと思います。
CBはキエッロとデリフトの二人です。キャプテンシーと大一番での守備は年齢を感じさせず今シーズンでチームを退団するのが惜しい出来でした。
15年間ありごとうキエッロ、お疲れ様カピターノ。
シーズンを通して最終ラインの軸として活躍したデリフトに異論はないと思います。フィールドプレーヤーの中で一番の試合数、出場時間を記録しました。
右SBのダニーロは中盤を卒なくこなしポリバレント性、いぶし銀の活躍でチームに欠けてはならない働きでした。
2センターはラビオとロカテッリのコンビです。
ラビオは中盤に怪我人が続出する中で終盤戦はほぼフル出場で連戦を乗り切り、素質の高さを見せつけました。
コンビを組むロカテッリは攻守に渡って存在感を示し、攻撃と試合の内容を高め不在時にはロカテッリの偉大を感じさせました。
左SHはCFが定位置のモラタを選びました。ヴラホヴィッチの加入によってポストプレーが求められるCFからサイドにポジションを変えた事によってモラタの献身性、万能さが発揮されチームトップの7アシストを記録しました。
右SHはクアドラードです。ここ数年に比べてゴール、アシスト数は減りましたが、ここ一番でのゴラッソやドリブルは衰えていませんでした。
2トップはヴラホヴィッチとディバラの二人です。
ヴラホヴィッチは冬の移籍市場から加入となりましたが、わずか4か月で9ゴールを挙げてチームに欠けていたピースを埋め、セリエA最優秀FWに選出されました。
ベストイレブンを選ぶ上で一番悩んだ選手はディバラでした。筋肉系の負傷が続き攻守に渡って活躍したマッケニーと迷いましたが、試合に出るとサポーターを熱狂させるプレーを見せて10ゴール、5アシストの結果を残し、7年間に渡る貢献と10番への感謝を込めて選出しました。
21-22シーズンが終了し来シーズンは大幅な戦力の入れ替えが予想される中で選手、監督、フロントの逆襲に期待です。
FINO ALLA FINE
FORZA JUVENTUS
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